「リャマ」と「アルパカ」、「ビクーニャ」の違いについてお伝えします。
目次
「リャマ」と「アルパカ」、「ビクーニャ」の違い
項目 | リャマ(ラマ) | アルパカ | ビクーニャ |
---|---|---|---|
体格 | 最も大きい | 中間 | 最も小さい |
体重 | 140~200kg | 60~80kg | 30~60kg |
体長 | 120~200cm | 120~180cm | 100~150cm |
毛 | 長く粗い | 短く柔らかい | 非常に細く滑らか |
毛の用途 | あまり使われない | 高級な衣服、毛糸 | 世界最高級の毛織物 |
性格 | 穏やかで人懐っこい | 臆病だが人懐っこい | 野生動物で人に慣れない |
生息地 | 南アメリカのアンデス地方 | ペルー南部 | アルゼンチン北西部・チリ南部・ペルー南部・ボリビア西部 |
「リャマ」と「アルパカ」、「ビクーニャ」は比較表を見てもわかりますが、結構違います。なかでも大きく違うのは以下の2点です。
- 家畜か野生動物か
- 毛の用途
家畜か野生動物か
リャマとアルパカ、ビクーニャはラクダ科の動物ということは共通していますが、リャマとアルパカが家畜なのに対し、ビクーニャは野生動物です。
性格もリャマとアルパカは人懐っこいですが、ビクーニャは野生動物なので人には慣れていません。
毛の用途
リャマは毛が利用されることがあまりありませんが、アルパカの毛とビクーニャの毛はよく利用されます。
アルパカの毛は品質が良くて量もとれるのに対し、ビクーニャの毛は柔らかさやきめ細やかさに優れていますが1回で250~350gしかとれない希少な毛です。
リャマ(ラマ)ってどんな動物?動画で確認
アルパカってどんな動物?動画で確認
ビクーニャってどんな動物?動画で確認
まとめ
「リャマ」と「アルパカ」、「ビクーニャ」はラクダ科の動物ということは共通。体格や性格、毛などが違い、家畜なのか野生動物なのかと毛の用途が大きく違います。
ちなみに、「リャマ」は「ラマ」とも呼び、こっちの呼び方のほうが多いかもしれません。
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